家つくりの考え方金森建築計画研究所

ある統計によるとイギリスの住宅平均寿命は140年（約五世代）に渡る。対して日本は30年（約一世代）と聞けば、そのあまりの短さに唖然とします。木造住宅でも物理的には50年～60年、手入れ次第ではさらに長寿のはずが何故こうも儚いのでしょう。
それらは自分達の考えた住宅の良さが後世に伝わらなかったのか、あるいはその時の流行を追い求めるあまりにそれに翻弄されてしまったのか、理由は様々です。いずれにしても、住宅の良さが持続していない事は確かです。自分達の工夫でじわじわと生活への関心が高まる住まいの方が味が出て、愛着が湧くと考えます。それこそが私の考える住宅の良さであると認めています。一緒に考えてみましょう。

私の経験と見解では、間取り、物の配置、使い勝手、場所の兼用の工夫次第で、一般的な住空間の約10％は無駄を省ける例が多いと考えられます。また縁の下、天井裏、屋根裏等の日常ではあまり使用されない空間は実に全体の約20％あります。こうした目で一般の住宅をみると約30％近くがぜい肉であるといっても過言ではありません。私はこれら30％の可能性を考慮し、豊かで落ち着きのある住空間をつくりだすことを念頭においています。

設計事務所は馴染がなく、接しにくいと思われがちですが一切そのようなことはございません。
住まいに関して少しでも良いものをつくりたいと考えている方、少しでも住まいに不安や悩みを抱えている方は是非気軽に声をかけていただきたいと思っております。
契約以前の相談、打合せには一切費用をいただいておりませんので気軽に声をかけて下さい。
E-mail、御電話お待ちしております。

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